GaucheをSubversionスナップショットからインストールしてみる。

scheme勉強中だが、schemeだけでなくて言語処理系としてのGaucheも勉強させていただこうということで、Subversionのスナップショットからコンパイルしてみることにしました。

http://practical-scheme.net/gauche/download-j.html

に記載されている通り、端末エミュレータに次のコマンドを入力。

svn co https://gauche.svn.sourceforge.net/svnroot/gauche/Gauche/trunk Gauche

しばらくすると生ソースコードがチェックアウトされてきます。
チェックアウト完了後、上述のURLの最後に記載されている通り、
「HACKING」というテキストファイルの内容を確認します。

・・・英語です。

でも最近OSSに関わっていこうと思って、
はりーぽったーの原著とAudioBookで目と耳を鍛えていたので狼狽えません。
まさに漢の中の漢。
(すげーLinuxでも「おとこの」って入れたら変換候補に
 「漢の」が出てくる時代になったんですねぇ・・・)

とりあえず読みます。
自分が使っているプラットフォームはUbuntu9.10なので、
「On Unix Platforms」のとこを見ればOKですね。

autoconf 2.54以上が必要なようなので、とりあえず「sudo apt-get install autoconf」
でパッケージをインストールします。
インストール完了後、「autoconf -h」でヘルプを確認。
バージョンを「autoconf -V」として確認すると、2.64とのこと。OKですね。

次を読むと、どうやらコンパイルに必要なCのソースコードを生成する為に、
Gaucheの最新リリースバージョンがインストールされている必要があるみたいです。
作成者であるShiroさんの記事を憧憬の思いでいろいろ読ませて頂いてますが、
Cのソースコードschemeで生成するって記事、確かどっかで読んだなぁ。。
しかもCをLispのように記述してしまったとかなんとか。。あれのことかなぁ。
おっと横道にそれてしまった。。

この記述のすぐ後に、「./DIST gen」を実行せよとの記述がある。
このスクリプト(DIST)内でgoshが使われるのかなぁと、
中身を確認するとあるこたあるがそこのロジックは通らなそう。
渡す引数が「gen」のみなので、呼ばれているのは「autoconf」だけっぽい。
autoconfがgoshを必要とするのかなぁ。。
とりあえずこれ以上の調査は保留にしておいてやってみようか。
まずは「sudo apt-get install gauche」で最新のリリースをインストールします。

gaucheのインストール後、「./DIST gen」を実行します。
すると「configure」ファイルが生成されてます。

さて、この後は「Install.in」ファイルの通りに実行すればよいのかな?
(いろいろとコンパイルオプションがあるようなのですが、
とりあえず自分の今の環境では得にこれらを指定する必要はないので。)
というわけで、次の手順を実行。

./configure
make
make test
make install

・・・makeしたらなんかたくさんエラーがでてる。。
スナップショットってビルドも通らないケースがあるもんなのかな?
「make test」も「make install」も当然エラー。。う〜む。

明日はソースを見てみて、俺でも理解できそうならデバッグしてみよう。